迷信話集うつつのほとり [ 草間さかえ ]のレビューは！？

20代 女性さん
草間さかえさんのどこかレトロで日本らしい話が大好きで、題名の段階だけでも期待感たっぷりに購入しました。 都会から母の静養のために引っ越してきた少年が天狗などと称されている寺男の少年と出会い話が始まります。 流れるような線や豊かな表情など草間さかえさんだからこそ魅力が増す話だと思います。 長く本棚に置いて何度も読み返したい話です。 また、サブタイトルがすべてひらがな7文字でつけられていて、語感が良く素敵です。

30代 女性さん
先に読んだ方の感想を調べてからの購入です。 聞いたとおり、確かにタイトルは大げさ。 ほっこりした感じが好きな方に普通にオススメしたら良いのに、と思います。 着物好きなので着物姿の表紙に惹かれて購入したのですが、中身は和装は少なめ。 それでもほっこりできたから満足かな。

年齢不詳さん
草間さんの独特の世界観が広がっており、とても良かったです！

年齢不詳さん
朝日新聞で紹介されていたので、興味を持って購入。当作家はＢＬも描いていて心配だったけれど、嬉しい杞憂に終わった。腐臭皆無で大変結構です。昭和初期の良き頃の、奥様ご療養で、都会にご主人を残し、田舎に引っ越して来た少年、その田舎の山寺の、狐だの何だの言われる、若き青年弥七との、ほのぼの心温まるお話し。帯にも「不思議が湧く」など書かれているが、不思議など一切ありません（笑）。新聞の紹介文からも、『蟲師』のようなものを期待していたら完全に裏切られました（笑）。絵柄は、この物語に合う木訥としたもので味わいはありますが、もう少し丁寧に描けば良いのに、と思ってしまいました。ほんわかあったかで、雰囲気のある世界ですが、副題「迷信話集」というのはちょっと……看板に偽りありじゃあないのかなぁ、と思います。